年に1〜2回
街ナカで倒れている人をレスキューしたり
救急車を呼ぶ機会があります。
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そのたびに
「生きることそのもの」
「わたしらしさ(そのひとらしさ)」
「家族との関わりかた」
「働き方」
について考えます。
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今日は
【3年前に救急車に乗せた女性のおはなし】
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滝のような汗で、顔面蒼白の女性。
乗客がまばらな地下鉄の隅の席に倒れていたところを、発見。
妊娠7カ月の女性、介護施設で働く。
お腹が痛いのに、冷や汗をかきながら電車で通勤。
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電車を一緒におりて救急車をよぶ。
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「職場にいかなきゃ。
わたしがいかなかったらみんなが困る。」
と、うわごとのように呟き続ける彼女。
職場に連絡するから、と
何度もさとし、ようやく彼女の携帯電話を借りる。
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職場に連絡すると
「わかりました」と一言。
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彼女と職場との関係性は
わたしにはわからない。
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でも
「わたしだけにしかできない仕事のしかた」は
やめよう、と
考えさせられた出来事でした。
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世界中のみんなが
その中でも女性が
自分らしくしあわせに生きられたら。
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そう願いつつ
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わたしにできるのは
「まず、一番身近なひとをしあわせにする」
こと。
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わたしにとって一番身近なのは「わたし。」
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そこがしあわせにできたら
つぎは
「目の前にいるひとをしあわせに」
していこうとおもう。
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ライフスタイル、肉体的なこと
家族との関わり、環境。
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同じものは2つとないからこそ
それぞれの多様性を認め
共に幸せになっていたい。
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あの彼女は
元気に子を出産できているといいなぁ、と
あの日に、わたしがきていたコートに
袖をとおすたびに
ふと
思いだすのです。
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○今日の#魔法のしつもん○
一番身近な、しあわせにしたいひとは誰ですか?
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